湊かなえ原作の映画「告白」に触発されて手に取った一冊。
一気に読めてしまいました。

核家族、共働きが一般化する中で、DVや虐待、引きこもり、果ては殺人によって崩壊していく”家族”が珍しくなくなった。
この物語に登場する”家族”は、”精いっぱい頑張らなきゃ転がり落ちてしまう””坂道病”の人たちばかりなのかもしれない。

子は親を選べないし、親は子を選べない。いくらか自由になったといっても、家族環境を選ぶことはできない。
脆くなってしまった”家族”について改めて考えさせられる作品。

夜行観覧車 (双葉文庫)
湊 かなえ
双葉社
2013-01-04